雛人形を処分する方法

ひな人形

女の子の健やかな成長を祝い、節分以降、立春の頃から桃の節句(ひな祭り)まで飾られる雛人形。「雛人形の片づけが遅れるとお嫁に行くのが遅くなる」という言い伝えもあるように、女の子に幸せな結婚をしてもらえるよう願いが込められたものでもあります。そのため、結婚をしたら雛人形の役割は終わりと考える人も少なくありませんが、子供とともに過ごした雛人形をただ処分するのには抵抗があるという場合は、どのような方法で手放したら良いのでしょうか。

 

雛人形を手放す時期

雛人形をいつどのように手放したら良いかについては、昔ながらのルールやしきたりがなく、地域の風習や親族間での約束に従って扱うのが一般的です。特に決まったルールがなければ、女の子がお嫁に行く際に嫁ぎ先に持って行き、次の世代に受け継いでもらおうと考える人が多いでしょう。また、女の子がお嫁に行っても、観賞用として実家で飾るという方法もありますが、実際には、女の子がお嫁に行ってしまうと、飾るのが億劫になってしまったという人も少なくありません。飾る機会がなくなった、出し入れが面倒になった、収納を圧迫していると感じたタイミングも、手放す時期に相当するでしょう。

雛人形を処分する方法

役目を終えた雛人形の処分方法の一つに、雛人形を必要としている人に譲る方法が挙げられます。知人・友人など、顔の見える関係の中で譲り先が見つかればベストですが、もし見つからない場合は、児童福祉施設や地域のコミュニティー施設に寄付する方法もあります。最近では、住宅事情などの問題から、女の子がいても雛人形を飾ることができない家庭も少なくありません。雛人形を見たことがないという子供も珍しくないので、子供の出入りが多い場所を訪ねて相談してみると良い出会いがあるかもしれません。

人形供養祭

どうしても譲り先の見つからない場合は、近くのお寺や神社に行き「人形供養」してもらうことをおすすめします。子供の成長を見守り続けてくれた雛人形に、感謝の気持ちをこめて供養し手放すというのも、雛人形とのお別れ方の一つです。


雛人形の保管方法

処分する・しないに関わらず、いつどんな方法で処分しても良いように、きれいな状態で保管するようにしましょう。長期間、出し入れすることなく押し入れに保管したままにしておくと、人形にカビが生え、虫がついてしまう恐れがあります。湿気がこもりにくい場所に保管し、定期的に風を通すのはもちろんのこと、埃や汚れは丁寧に拭き取り、防虫・防カビシートを敷いておくと安心です。

昔から、人の形をした人形やぬいぐるみには「魂が宿る」と言われ、たとえ不要になっても、決して粗末な扱いをしてはならないとされてきました。女の子の成長を長きに渡って見守ってきた雛人形にも、たくさんの思いが込められていますので、感謝の気持ちを忘れず納得の行く方法で手放すようにしましょう。



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